2015-06-12

都会からローカルライフへの道♪〜土佐清水にきて一ヶ月

生まれ育った大阪、大好きな神戸に約10年、そして土佐清水に住むことになった。
1ヶ月が経った。

夏にみんなに遊びにきてもらえた時には、いっぱい楽しんでもらえるように♪
 一目惚れしたこの場所のまだまだ知らない、良い場所を知りたくて、
毎日遊び廻ったり、友達にいろんな場所に連れて行ってもらったりして、少しずつだけど自分たちにできることも増えてきて、やれそうなこともやっとみえてきた。


憧れのスローライフは、ここでは日常だった。
神戸の暮らしは、早くて便利に溢れていた。
土佐清水での暮らしは、便利さに慣れている私にとって、色々と不便なこともあるけど、”何もないのに何でもある”。
一ヶ月いて、これが土佐清水だなぁと思う。

この土佐清水ではみんなが、ゆっくりの時間の中で働き、家族との時間を持ち、豊かな食生活、趣味を楽しんだり。

 あまりにも当たり前の日常が私にはカルチャーショックだった。
以前、バリにバイヤーとして行っていた時に感じた感覚と同じ。
スコールがひどすぎるからお仕事中断して雨宿り。
毎日忙しく過ごすのが当たり前の日々だった私が、環境によって強制的に忙しくできない状況。
 初めの頃は1日の時間軸が急にゆっくりになりすぎて、五感がびっくりしてしまい軽い時差ぼけのようになったりした。
自然からの洗礼を受けたよう。

初めの頃は、海のない街で育った私には、大きく雄大すぎる太平洋を前に立つだけで怖かったり、フナムシの多さにビビり、ちょっとした虫にも過敏に反応してたけど、一ヶ月たつとちょっとした虫じゃビビらなくなってきた。

日の出とともに目が覚めて、日が暮れると眠くなって。
夜型生活だった私には夢のまた夢の規則正しい生活が当たり前の環境。
初めの頃は体がびっくりして、よく寝た〜と思ったら夜中2時とか3時とか。
22 時ごろには眠くなって、日が昇ると自然と目が覚めて。
今では自然とできるようになってきた。

自然の影響をダイレクトに大きく受けるしかないこの土佐清水では、自然の流れの中で生かされているということを肌で感じることができる。

2週間くらい経つと、ゆっくりの時間軸にも少し慣れてきた。
1日も早く少しでも自給自足をしたくて、夏野菜が収穫できるように急いで苗を植え、最近少しずつ食べれるようになってきた。
ミックスのサラダ菜の種からは、毎日間引いてベビーリーフをいただき、
ミニトマトも実がなり、茄子もできた。
ミント、フェンネル、タイム、バジル、大葉、三つ葉、コリアンダー、ハバネロ、少しずつだけど家で使う分には十分のハーブも植えて料理も楽しくできるようになった。

最近はまさきくんが麺を手打ちしてくれるので、パスタ、中華麺、うどん、ピザは食べたいときに食べれるようになった。

燻製も作れるようになったし。

”暮らしをつくる”
これが私がやりたかったことで、これがなかなか大変。

この時期、庭には雑草が生えまくるので草抜きも手を抜けない。
庭の手入れだけでも一仕事。
いつも庭を綺麗に手入れされているお隣のおかぁさんが、
 ”家を守るのは大変よ”と言われて本当にその通りだ!と思う。
なんだかほんと大変。

店が中心の生活を10数年続けていた私から、今までにはない価値観を急にど〜んと突きつけられた感覚。
日々驚きと発見の毎日。

言葉も違ったりで、方言のある年配の方と話すとわからないことも多く、聞き直す時も多いけど、嫌な顔せず皆さん教えてくれる。
 そんな感じで日本にいながら海外に住んでるような感覚になるこも多かったり。

周りの友達に支えがなかったら、一ヶ月でこんなに充実した日々は送れていないと思う。本当にありがたい環境です。

そんなこんなで少し生活に慣れてきたので、そろそろ次の段階へ。

何もないけど何でも揃うこの土佐清水で、私は何で暮らしていきたいのか?
この一ヶ月考えたけど、やっぱり

家にみんなが集まれる場所をつくろうと思う。

”みんなが集まるみんなのお家”

このコンセプトはFARMHOUSE CAFEとして、場所を土佐清水へと移しても変わらず受け継ぐことになりそうです。
この土地にあったカタチを模索しながら。

まずは小さなギャラリーカフェから。
この四国の西の最果て。
電車も通ってない ”何にもないけど何でもある場所で何が産まれるか?”
 の実験的な”暮らしを繋ぐ”お店。
ちょこっとお茶も飲めるので休憩しにきてね。

7月末こっそりとのんびりとOPEN予定♪

ただいま準備中。

”暮らしをつくる”はまだまだ始まったばかり♪

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