




去年はすっかり忘れてしまっていた結婚記念日。
今年はちゃんと覚えていました。
結婚と大阪のFARMHOUSEから神戸へのFARMHOUSE CAFEへ移転は一緒だったので、W記念日。
私達とお店は一心同体。
いろんな想いが駆け巡る。
起きてから、先日出版されたきのこちゃんの旦那さんの『妻を撮ること』を二人でみた。
私達は結婚して6年目。
写真集は、結婚する前から、結婚して間もない頃の間の写真集。
結婚した頃を思い出した。
二人とも休みだったので、せっかくだしキレイな格好しておでかけしよう。
ノープランで出発。左行く?右行く?
牡蠣に呼ばれてる気がして、岡山方面へ。
海沿いを適当に車を走らせてると、生ガキの看板。
フラフラ入っていくと、おじさんが焼牡蠣あるよ。と。
1kg1000円で、ドラム缶に炭を入れたもので自分で焼いて食べる事ができた。
生でも食べさせてくれた^^あさりもうまいで〜おまけで食べさせてもらった。
食べてる間、漁師のおじさん達は仕事の手を止めて、ずっとお話。
どこからきたんや〜?喫茶してるのか〜。ここにはこんな人来た、
あんな人来たと。
おじさんは、どこで繋がってるかわからへんからなぁ〜と色々話ししてくれた。
食べ終わる頃に、1日の仕事の終わりとして今から牡蠣を活かしに
海へでるから一緒に行くかぁ〜?と。
日が沈みかけの中、漁船で牡蠣のイカダへ。
めちゃ寒い。
漁師さんはイカダを3つもハシゴして、こうやって牡蠣はできるんやで〜と見せてもらって教えてくれた。あさりの養殖もみせてもらった。
漁船は始めて乗った。
潮風が気持ち良く、誰もいない海で日が沈むか沈まないかの微妙な空の色。
ふらっと海にでれるこんな生活もいいなぁ〜とぼんやり。
漁船を運転してるおじさんはかっこ良く、漁師に憧れているマサキくんは、
珍しく積極的に話しかけていた。
おじさんもそれを察知したのかもしれない。
漁師30年、瀬戸内のことはぜんぶ知ってるというおじさんは、
とても暖かく広く感じた。
港へ戻ると、従業員の方が寒かったやろう。と
炭火で牡蠣を焼いて待っててくれた。
暖かいお茶も入れてくれた。
お茶を飲みながら、周りをみると、小さな水槽にカニやら、フグやら、ガシラやら貝やらヒトデやらいっぱい入っている。小さな子供が喜ぶから置いてるそう。
おじさんは、海の景色があって、ドラム缶置いて炭火で焼いたりしながら
仕事するのいいやろ〜?って言うてた。ほんまに羨ましいなぁ。
とても暖かな人達でステキな結婚記念日になった。
また来るね〜と約束し、神戸へ戻った。
キレイな服をきた私達は都会へ行って、夜景のきれいなレストランで
ディナーをすることも無く、けっきょく海で漁師体験をして帰ってきた。
帰ってきたらまさきくんがスーパーでお花を買ってきてくれた。
お花を飾り、いつも通り晩ご飯を食べて。
とても思い出深い日になった。
おじさんありがと〜。
それぞれの記念日があって、それぞれの過ごし方があって。
記念日っていいもんやね。
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